スレート屋根（コロニアル）塗装について
どこのホームページも屋根材・塗装については当店も各ページで記載しておりますが、お客様が一番知りたいのは屋根材詳細＋α（各当社の施工内容）だと思っており、このページでは鈴木塗装の施工内容をなるべく分かりやすくお伝えしたいと思います。
※屋根の基礎知識についてを照らし合わせて読んで頂いてからの方がより分かりやすく理解して頂けるのではないかと思います。
錆止め塗料：
屋根上部（笠木）や屋根先下・谷の部分は鉄部を使用してるので、今後、錆にくくする為に錆止め塗料を塗布していきます。
一度目の塗装の場合は、2液形錆止め塗料を使用しますが２度目以降の塗装の場合、旧塗膜との相性を確認しつつ1液溶剤に変更することもございます。
２度目で吸い込みのムラは消えていきます。
下塗り材は今現在、吸い込み防止塗料（強化シーラー）を基本的に選択し作業を行う事が多いです。
昔と今ではスレートの組成成分が違うため同じ１０年前後でも劣化の状態は大きく変わってきているからです。
※どのようなメーカーや塗料を使用しているかはご連絡頂けたらと思います。
一度目の塗布の場合は高圧洗浄後のスレートは下地むき出しになっているので下塗り塗料も酷く吸い込んでしまいます。屋根材自体に吸い込んだ下塗りは何の意味もなくなります。
2回目の塗布を行うと大体のスレートはムラもなくなり光沢が出て来るので、ようやく上塗り作業が行える様になります。あまりにも酷い場合は又、ムラの部分を塗り重ねて作業を行っていきます。
１回目塗布後となります。
塗料が食らい付く様に入れていきます。。
色付け2回目はムラや色の塗り忘れ等に気をつけて作業を進めていきます。
屋根先端の箇所は水滴が溜まり易いので多く塗り重ねる事で、より塗膜を強化していきます。
また、吸い込みが激しかった箇所やスレート材の状態があまり良くなかった箇所は上記と同様に複数回、塗り重ねて作業する事を行うことが多々あります。
因みに色はウェザードグリーンとなり、
近年、よくお客様が選ばれる色でもあります。
まとめ：
耐久年数をいかに伸ばすかと考えた時に、基本的に耐久性・耐候性を考慮して、錆止め塗料・下塗り塗料・上塗り塗料の全て2液型塗料での作業を行っております。
2回目以降の塗装の場合、以前の塗料との相性が悪く（塗料を溶かしてしまう‥）使用できない事もございます。
※2液型塗料とは：
1液塗料は主剤をシンナーで希釈し使用します。
2液型は主剤と硬化剤をシンナーで希釈して使用します。
